導入事例3

A社様

導入前の状況

労務費レートの妥当性に不安

 

 

月次管理資料の作成工数削減

 

 

業務間での基準の統一

 

 

差し引き計算としての利益管理に疑問

 

 

ご提案と導入内容

労務費は継続的に検討可能な仕組みを提供

この会社は、労務費のコントロールが非常に利益を左右する要素が大きかったので労務費と間接費のレートについては、現時点の答のみを提示するのではなく、今後状況が変わっても社内で検討してゆける体制が必要と感じた。
よってまず、日報をつけてらっしゃったので、実際個別原価計算の仕組みの中で、労務費と間接費についてはまず日報工数から、月ごとの実際単価を計算する機能を提供した。
それによって今まで設定していた単価との差を検討し、理想的な単価を自分たちで設定を可能とする。
その後、その設定した単価で原価計算を行い、常に「実際単価との差異」を管理する形を作った。
個別実際計算でありながら、この部分に標準管理的な「原価差異」管理の手法を組み込むことにより。
理想値との差を管理しやすくなり、損益予測への影響を即時対応とりやすくなった。

見込受注を加味した当期損益予測管理

基幹システムに登録する前の、見込製番については、Excelで別管理を行っており
基幹システムデータの実績とExcelの未受注分を合わせて管理するのは大変だった
今回、未受注分の仮製番を登録する見込管理機能を提供し、見込みと実績を一元管理できるようにした。

決め手

労務費レートの妥当性や、原価管理について運用上間違っているところはあるか、改善可能性があるのか等、システム導入が目的というよりは、まずはコンサルティングを受けたいニーズが強かったのだが単発のコンサルティングでは、既存システムまで具体的に見てくれるのは、他では難しそうだった。システム購入の決断はあとでいい、という点。まずコンサルティングを行い、システムを導入した場合には何ができるのかを見てからシステム購入を決めればよい、という提案だったので、安心だった

導入してみて